このレビューはネタバレを含みます
何をしても死なないのに、その姿になぜか説得力がある俳優、ソンガンホ。
今回も最後まで生き残って、きっと数年かけて回復するんだろうなと思わせる。
どの飛行機でもよかったけど犯人がハワイ行きを選ぶまでの流れは自然だった。その反面、終盤の乗客が一同着陸するのはやめようというところの心情描写がちょっと浅い。乗客それぞれにきっと事情を抱えてるであろうに、お母さんが急に乗客代表みたいになって言うのか。娘と同年代の子達に、言える？さっきまで、絶対にイヤー！って駄々っ子以上に地団駄踏んで抵抗してたオジサンまでこの一言でまるめこめるのかモヤり。
フライト軌道に沿って国際問題に展開するのもひねってて良かった。
アメリカは、Sorry bro、ぐらいのノリで冷たーく着陸拒否。
日本は論理的に拒否したけど、威嚇とはいえ発砲はせんの違うかな。。ほんで日本政府の記者会見を見て、解毒剤の効果に疑問を抱くのは遅くない？
いろんな要素を詰め込んだ結果、ちょっとモヤるところがあるけど、総合点は高いです。
