コロナ禍での作品。何物かわからなかった最初のコロナ状況を思い出させる。密室である機内のウイルステロ。実際にありそうな話だし、もし自分が搭乗してたら、トイレ近いし、絶対早めに感染するなぁと思ってみていた。
作品自体は最後まで緊迫感があり俳優陣も豪華。テロ犯のイム・シワンの真面目そうな風貌が逆に粘質で狂気的だったし、家族を愛する熱血刑事にソン・ガンホ、しかし、自己犠牲で感染するって、おっさん無茶苦茶よー💦 副操縦士キム・ナムギルも感染して「非常宣言」発動するけど、準主役級は感染しても発症まで長くて不自然。運輸大臣チョン・ドヨンの毅然とした態度はかっこいい。過去のトラウマを引きずった元パイロットのイ・ビョンホンは普通のおじさんで今回オーラを消していた。
面白かったけど突っ込み処もある。空域侵入されたら自衛隊による空砲攻撃はあるかもしれないが、実際、撃ち落とすような事しないと思うけど？その前段階のやり取りに時間をかける国民性だと思うんだけど？むしろ韓国側がやるであろう事を日本側に被せてないか？そこは白けた。アメリカの拒否はあっさり描くんだねー？ 実際、着陸させるかさせないかは難しい問題、外交問題にも発展するし。その辺は描き方が浅さすぎる。それにしても、自国民を受け入れ無い事にデモるって💦なんでもデモる自国民性は理解してるのかぁー😮💨
まあ、そんなこんなもあるけど、
こんな事態が起こったら、と想像させるには面白かった。
No.1255
