ぶみ

突撃!隣のUFOのぶみのレビュー・感想・評価

突撃!隣のUFO(2023年製作の映画)
2.0
ヨネスケとUFOストーリーが奇跡の融合!

河崎実監督、ヨネスケ主演によるコメディ。
街中で起きるUFO事件を調査する民間組織「URL(UFO RESEARCH LABORATORY)」の捜査官等の姿を描く
主人公となるURLのメンバーをヨネスケ、濱田龍臣、服部有菜(AKB48)、森次晃嗣が演じているほか、ハリウッドザコシショウやさるひげさん等が登場。
物語らしいものは一応あるものの、正直そこはどうでもよく、かつて「突撃!隣の晩ごはん」で一世を風靡したヨネスケがUFOや宇宙人と対峙する姿を愛でるしかない。
ただ、そのヨネスケは、台詞は少ないのだが、いったん喋りだしても活舌が悪く、何を言っているのか、わからないシーンがあったのは残念なところ。
作品自体は、以前鑑賞した、同監督の『超伝合体ゴッドヒコザ』同様、我が家からそんなに遠くない幸田町や蒲郡市を中心にロケされており、町おこしムービー的な雰囲気に溢れている。
ただ、愛知をロケ地としたならば、ヒロイン役をSKE48から抜擢したほうが良かったではなかろうか。
また、本作品のもう一つの見どころは、月刊ムーの編集長である三上丈晴、UFOのカリスマとされる矢追純一、UFOを目撃したことがあるいしだ壱成のインタビュー映像が挿入されることで、ここは爆笑必至。
特に、過去の姿が見る影もない、いしだの体形は驚きの一言。
エクストリーム配給、河崎実監督というだけで、その内容、クオリティは推して知るべしなので、それを理解したうえで観た方が得策な一作。

漫画家なんて宇宙人みたいなもん。
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