“バカ映画の巨匠”河崎実監督による安定のバカ映画。
ヨネスケがしゃもじを持ってUFOに突撃する話。
何がスゴいって、普通、お芝居はヘタクソに引っ張られて観てられないモノになるのだけど、今作では基本、みんなのお芝居がヘタクソでグダグダの中、濱田龍臣クンのお芝居だけが唯1人ちゃんとしていて、そのおかげでなんとなく観れてしまうという、驚異の超常現象を目撃することが出来る。「ベイビーわるきゅーれ2」に続いて、濱田龍臣クンの役者としての力量を垣間見る事ができた。そして製作側もその事を予めわかっていたのか、まぁとにかく濱田龍臣クンに割り当てられているセリフの分量がエグい！(苦笑)
月刊ムーの編集長が「ネタ切れで、毎号ほぼ同じ内容で本を出している…」という、誰もがうっすら気づいてた、でも決して言ってはいけない機密情報をヘラヘラ笑いながら喋っていたのと、いしだ壱成の現状のフォルムに、ほっこりココロが和んだ。
