にっきい

劇場版ブルーバースデーのにっきいのレビュー・感想・評価

劇場版ブルーバースデー(2021年製作の映画)
3.4
スジン(脇役)→ヘミン(鍵になる人)→ハリン(主役)、(顔の好み順)

公開前にMOVIX京都でポスター見て気になってた作品。

過去を変えたら代償が必要って話し。
ポスター見て何故かオカルトぽい作品だと思ってました。
実際は歴史改変サスペンスに韓国お得意のラブストーリーをプラスした感じ。
2011年6月10日18歳の誕生日に同級生のチ・ソジュンに告白しようと写真部の部室を訪れたオ・ハリンが見たのは、サプライズのバースデーケーキと手首を斬ったソジュンの屍体だった。
それから10年が経ち動物保護施設で働き出したハリンは街の写真館でソジュンの使っていたカメラを見つける。
カメラに残されたフィルムを現像してもらうのだが、古いフィルムなので9枚しか現像出来なかった。
自宅でその写真を眺めいると思い出が蘇り悲しくなって1枚燃やしてしまう。
すると意識が無くなり目覚めると10年前だった…、と言う話し。
今作何故か"オ・ハリン"とか"チ・ソジュン"とかフルネームで呼び合うんです。
しかも"さん"と"くん"とか付けず呼び捨て。
フルネーム呼び捨てとかおかしくないのか?w
写真を燃やすと10年前に戻るんですが、最初は夢だと思い怪我しても痛くないとか言うし、実際は告白出来なかったのに羞恥心無く猛烈アタックしてました。
でも実は本当に過去に戻っていて、その行動で未来が変わる事に気付く。
残る写真8枚でソジュンの死なない世界に出来るのか?
二重三重に秘密が重ねられてるのは面白かったし、新たな事を知ると更に謎が深まる展開も面白かったけど、ちょっとネタバレが早かった気がする。
ドラマ版の総集編でソジュンが死んだ事だけに絞って編集されてるらしく、後半スジン殆ど出てこなくてなるし、へミンの居なくなった過去や、シヌが何故ソジュンを嫌ってるのかとかは分からないままでした。
ラストにもう一捻り有るかと思ったけど、案外あっさりした終わり方。

今朝の1曲
Cocco『強く儚い者たち』
今はもうなくなりましたが、昔ボクの地元にビデオ・イン・アメリカと言うレンタル店が出来たんです。
最初はDVD1本10円とかセールやってて凄い賑わいでした。
ある日仕事帰りに寄った時、店内でこの曲(https://m.youtube.com/watch?v=CjNxOaANplU)が流れてて凄く気に入ったので、早速ダウンロードしたんです。
まるでお伽話のような歌詞なのに2番のサビの歌詞がめちゃくちゃ衝撃的。
確かにそうなんだろうと思うけど、余りの衝撃でにわかには受け入れられませんでした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年6月1日
鑑賞回:20:00〜22:30
劇場名:イオンシネマ京都桂川
座席情報:Screen5 L-5
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:137分
備考:特別料金(2000円)
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『きさらぎ駅』










【ネタバレ備忘録】
ソジュンが死なないように過去を変えると親友のスジンと絶縁状態になったり、ソジュンの姉へミンが死んだり、過去を変えた"代償"が必要になる。
ソジュンは自殺ではなく殺されたと疑い、ソジュンの事を一方的に嫌っているシヌが怪しいと探っていたけど、実は真犯人は姉のへミン。
幼い頃誘拐され自分の居ない間に養子にきたソジュンの事を邪魔だと思っていた。
ソジュンも写真の秘密を知っていて、昔からハリンの事を守っていた。
姉も写真の事に気が付き過去でソジュンを殺そうとするが警察に捕まり逃走しようとした所を車に轢かれ死亡。
にっきい

にっきい