クリーム

MEMORY メモリーのクリームのレビュー・感想・評価

MEMORY メモリー(2022年製作の映画)
3.3
リーアム·ニーソンが殺し屋だなんて、期待してしまう。でも思ってたのと違った。設定がグダグダで、展開も無理矢理。そもそも殺し屋がアルツハイマーは、無理。新しい顔は覚えられないと思う。だから間違えて殺すとか危ない感じなのかと思ったんですけど、都合の良い時だけアルツハイマー。ちょっと合わなかったです。

殺し屋アレックスは、アルツハイマーを発症し、記憶力の低下から仕事を辞めると決意した。最後の仕事を引き受けるが、ターゲットが少女だと知り、契約を破棄する。「子供だけは守る」という唯一の信念を守る為、自身で真相を暴く。すると財閥や大富豪を顧客とする、巨大な人身売買組織の存在を突き止めるのでした。



ネタバレ↓



アレックスは建設業者のヴァン·キャンプを暗殺。USBドライブを入手し、2人目のターゲットの元へ。殺そうとした時、13歳の少女だとわかり、ボーデンに依頼を取り消すよう言います。
ボーデンは不動産王のダヴァナ·シールマンの指示を受けており、この女の息子が人身売買や児童買春等をしており、その悪事がUSBに映っている為、ダヴァナは、証拠隠滅の為に殺害を依頼していたのだ。
FBIのヴィンセント達は、人身売買等の組織を捜査していて、アレックスにぶち当たる。
アレックスは、息子を殺し、ダヴァナの命を狙うが失敗して警察に捕まり、警察で暴行を受け瀕死状態で病院へ移送されます。治療を受けていると殺されそうになり、その男を人質にします。そこにヴィンセントが現れUSBの隠し場所を彼に託した後、警官に撃ち殺されました。
ヴィンセントはパン屋の看板の中にUSBを見つけ、ダヴァナの犯罪の証拠を上層部に突き付けますが、上層部は立件しませんでした。
その後、ヴィンセントの仲間がダヴァナを暗殺し、事件は幕を閉じます。

早目にアレックスが射殺されたのは驚いたけど、全くもってツマラナイ。面白かったのは、怪我をしたアレックスが自分で応急処置するシーン。傷口に酒をかけ自らライターで火を着けます。腹が燃えてるの。ここだけ、オーっ!となったけど、その位です。失敗した線香花火みたいにポトリと落ちた。
後、モニカ·ベルッチが崩れてて悲しかったです。
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