アルツハイマーを発症しかけている殺し屋が主人公という設定に惹かれて鑑賞。
最近の個人的な興味として、老いというテーマを映画というパッケージの中でどう描くかに結構興味があるのかも（暫定の一位はアンソニー・ホプキンス主演のファーザー）。
老い行くモニカ・ベルッチもいい味出してる。
良くも悪くも火サスを思わせるような落ち着いたテンポで進む感じはなかなか好み。
新鮮さはないから話題性はあまりないと思うど、こういう映画の存在意義は絶対あると思う。
ラストは観衆をそれなりにスカッとさせて締めてくれるタイプのやつ。
ハレとケで言えば、ケの映画という印象かも。
休日に腰を据えてじっくり観るより、平日の仕事終わりの夜とかにさくっと観るのがおすすめです。
