すいかのたね

“それ”がいる森のすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

“それ”がいる森(2022年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

相葉雅紀「何だこれ~!?」

こっちの台詞だよ!!!!!!

さーすがに令和の時代に、ネタが三周くらい回って戻ってきましたみたいなコンセプトの映画を観るとは思いませんでした。予告で何となく映画館で観なくても良いかなと思ってましたが、凄い映画ですね。

それとはエイリアンです。エイリアンがちょろちょろ出てきて人を襲います。話は終わりです。

パニック映画って程でもないので、大した混乱や殺人描写はなく、ちょろちょろ出てくるエイリアンに変に翻弄される程度なので、話の根幹のクオリティが超低いです。エイリアンの描写も、いつのTV番組の映像だろうとびっくりするくらいクオリティが低いです…のそのそしてたり、ビューンって早く動いたり、変に力があったり…なんか懐かしさを感じますね。

明らかにいらない家族の確執描写、無能教頭・無能町長、エイリアンとはかぐや姫まで遡りその森に来たり離れたりしてるっぽくねて…とか、軽めの村ジェノサイドに時間を割くのもアホかと思いますが、最悪なのは被害者に子供が多いことですね。子供を食うと骨が伸びやすいらしいので子供を食う…ってアホなの???…いや実際は子供を食うと分裂まで出来ちゃいますよ!!…アホみたいな話のために子供を犠牲にするなよ本当に。久しぶりにアホかを通り越してイラだちまで到達してしまいました。

解決の仕方は宇宙戦争の最悪のパクリです。「人に感染する細菌は克服できたみたいだけど、植物に感染する細菌までは克服出来てなかったよ…」そうっすか…。

「警察からはふざけるなと怒られて、親からはこんな話2度と口にするなと釘を刺されてね…」この映画を端的に表した素晴らしいセリフですね!ちゃんと作中でセルフツッコミ入ってるのに、何で世に出したんですかねこの映画…。怒ってはいますが、こういう作品を見るのも醍醐味だと思ってるので、ある意味で好きというか…知らしめたい作品です。
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