ルナ

“それ”がいる森のルナのネタバレレビュー・内容・結末

“それ”がいる森(2022年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

メル・ギブソン主演の『サイン』の日本版みたいな映画って言えば、内容は大体伝わるかな?
やっぱ、宇宙人に意外な弱点があるってのは、世界共通のお約束だよね!

こちらは『サイン』と違って、かなり序盤から宇宙人が出てくるし、心霊的要素は皆無でジャンルはホラーってよりSFパニックでした。
ドンデン返しもなし、ストーリーは単調、宇宙人はステレオタイプなデザイン(ウルトラセブンに出てきそうな宇宙人の設定とか、口が開いた時のビジュとかは結構好み)と、何でこれを令和の世の邦画で、しかも相葉君主演で作ったのかよく分からない。
どこの層向け? 嵐ファン? ジャパニーズホラーファン? これが一番の謎ですわ。

また、やたらと多い登場人物の割に、全員大した出番が用意されている訳でもなく、キャラ達がとっ散らかってる印象が強い。
ラストも結構いい加減で、「制限時間が来たから彼らは帰っただけで、また繁殖と成長の為に福島に来るよ〜」って終わり方で。子供の犠牲とかが多過ぎるのも含めて、後味ちょっと悪い。
ふくよかな子とか、めちゃいい子だったのに救いないし。

UFO研究家みたいな人がかなりいいキャラしてて好きだったので、もっと出番が欲しかったなぁ……。

エンドロールのリアルUFO映像での演出は好き。
ルナ

ルナ