ひっとぺっと

“それ”がいる森のひっとぺっとのネタバレレビュー・内容・結末

“それ”がいる森(2022年製作の映画)
1.2

このレビューはネタバレを含みます


ファンの皆様には悪いけど主役が某事務所の某アイドルグループだとその時点で評価が1つ下がる。

あとSFならSFって告知をするべき。怪物が出てくんのかとおもったらつるぱげ宇宙人でガッカリだよ。

で、宇宙人モノなのにその宇宙人の造形がチープだと、ものすごい萎える。昔の映画ならわかるけど、CGで何とでもなる時代にこれはない。今どきステンレス製みたいなUFOもナシでしょ。きさらぎ駅のクソCGは笑えたし、ある程度のチープさは笑える要素になるけど、本作は笑えない感じ。
そもそも、のろまな動きで歩いてきて爪を使って物理攻撃しかしない宇宙人ってなんだよ。超能力とかないの?手からでた体液が青いのに爆散したら赤い血まみれになるのも何?どっち?子どもの成長ホルモンを狙ってやってきてるらしいけど、60年かけて地球の環境に適応できる能力があるならその成長ホルモンとやらを自分たちで分析して増産することもできたのでは?そして60年前と同じ場所にノコノコやってくるのも謎。この映画の一番だめなところは宇宙人に魅力を感じないところかと。
ストーリーの粗もイライラする出来だけど、それが霞むくらい。
監督は何がしたかったんですかね、この映画で。貞子もダメだったし…

個人的には冒頭の白スーツチンピラパンサー尾形がとても好きです。
それ以外特に見なくてもいいかなと思います。