いの

ジャンゴ&ジャンゴ: コルブッチとマカロニ西部劇のレガシーのいののレビュー・感想・評価

5.0
ワンハリで、レオがコルブッチ&ノラ・コルブッチ夫妻とどんな会話を交わしたか? レオはコルブッチ監督作品でどのような活躍をしたのか? 今作の始まりは、そんな楽しい妄想が、紙芝居のようなアニメ(かな?)で展開される。そんなんわくわくを抑えられるわけないっちゃ!


タランティーノ大先生が、マカロニに関するご自身の底知れない知識&幅広~い教養&深~い洞察を込めて語る語る語る。ルッジェロ・デオダートさん(初知り)も語る。フランコ・ネロもまるで昨日の出来事のように語る。


コルブッチ作品を幾つか観てきて自分なりに感じてきたこと、でも感じてただけでうまく言葉にできなかったこと。どうして自分は惹かれてきたのか、それがまだ言葉にはできないけども、少しだけ見えてきた気がする。WWⅡを経験した監督はファシズムを憎み、権力者のみならず地域社会の悪弊も憎んだであろうと。作品は、社会批判を含み、無慈悲でもあり、ヒーローには華やかさを。数々の作品が紹介されたけど、ほとんど観ていた自分にえっへんしたった。フィルマで色々教えていただいてきた成果です。アメリカ西部劇の監督で“2番”の監督はいないけど、マカロニでの2番は間違いなくセルブッチだと。2番はダメじゃないですよねと蓮舫に言ってやりたいです。



マカロニときいて、えんぴつしかわかんないそこのキミ!そんなキミにはこのドキュメンタリーの良さはまだわかんねだろうね。こっちのマカロニもリピしてくれよ。はなしはそれからだ!



†〈メモ①〉†
DJANGOについて
「泥が幸運を運んできた」「赤帽子が幸運を運んできた」「F・ネロが幸運を運んできた」エキストラが下手すぎて、赤い頭巾をかぶせたらしい。


🔫〈メモ②〉🔫
出てきた作品
スペシャリスト / ミネソタ無頼 / 殺しは静かにやってくる / 続・荒野の用心棒 / 豹・ジャガー / ガンマン大連合 / さすらいのガンマン / 黄金の棺 / さすらいの逃亡者


🐴「さすらいの逃亡者」はまだ観てない。トーマス・ミリアンとスーザン・ジョーはチャールズ・マンソンとスキーキー・フロムみたいとタラは言う。ミリアンからの視点ではなく、テリー・サラバスの視点から観てみることをすすめるとタラは言う。彼はコルブッチにとっての英雄だと。いつか観てみたい。


 🔫🐴†

いのいちばん狙ってて準備万端だったのに💧2番にもなれなかった💧チェック怠ってたコト猛省します💦 



♪このドキュメンタリーが制作されたこと自体に感謝して、そしてこのフィルマでマカロニ・ウエスタン教えていただいたことに感謝して、わたしのスコア捧げます♪
いの

いの