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ジャンゴ&ジャンゴ: コルブッチとマカロニ西部劇のレガシーのASAのレビュー・感想・評価

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コルブッチの生い立ちから彼の作品の側面までタランティーノが解説するドキュメンタリー。レオーネとの比較もあったり、フランコネロも登場して当時の舞台裏を話していて非常に価値のある映像だった。コルブッチの生い立ちのパートでは、父親の影響でファシズムを強要されてそれを嫌悪されていたことが明示されていた。その背景から、悪役には共通してファシストが投影されてるらしいが、確かに納得した。今後コルブッチ作品を観る時はそこにも注目して観ようと思う。
まだまだマカロニについて俺自身が勉強不足な為に60%くらいしか楽しめなかったはず。とても勉強になったし、もっとマカロニの世界を深掘りしたいと思わされた。スタッフロールでタランティーノが話していた『続・荒野の用心棒』の謎の女、メルセデスについての彼の妄想も面白い。
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