クエンティンタランティーノに多大な影響を与え、マカロニウェスタンの代表監督でもあるセルジオコルブッチに焦点を当てたドキュメンタリー映画。
ひたすらにタランティーノがコルブッチについて語り、彼への愛を爆発させている作品でした。ジャンゴ、ヘイトフルエイト、そしてワンハリにまで引用されたコルブッチなので、偉大だし作った映画もかなり暴力的かつぶっ飛んだ展開が多く、タランティーノを筆頭に彼の作品が好きになるのはよく分かります。先日亡くなったジャンルイトランティニャンの殺しが静かにやって来るは自分も最も好きな西部劇の一つです。
今作はめちゃくちゃ奥深いドキュメンタリーではないけど、マカロニウェスタンやタランティーノが好きな人は見ても良い作品だと思います。それにしてもラストのタランティーノの続荒野の用心棒の考察は痺れました。