遺跡調査の為、南米エスカバダ島にやってきたマローン教授と学生一行は、巨大なヘビと遭遇し…というストーリー。
アサイラム製作のアニパニ映画です。原題は「MEGABOA」でアナコンダではないんですが、治癒効果のある蘭を探してジャングルに置く不可kに入って巨大蛇に襲われるという展開は「アナコンダ2」そっくりですね。
島で足を毒グモに噛まれたマローン教授を救う為、毒を抑える効果を持つランを探して島で出会った密猟者と共に学生たちがジャングルに入ってヘビに襲われるシンプルな内容ですが、アサイラムお馴染み俳優になりつつあるエリック・ロバーツがマローン教授役で出演してます。今回は善人役で最後まで生き残りますが、開始早々毒グモに噛まれてダウンして女学生一人とキャンプに残って活躍することはなかったですね。最後の戦いでも全然役に立たないし。足が壊死して36時間後には死ぬかもと言われた割には結構元気で、後半も「足痛い痛い」言いながら学生たち探してジャングル移動するし、蘭なくても普通に助かったんじゃない？と思っちゃいました。巨大蛇出てきた時走って逃げてたし(笑)登場人物たちがギャーギャー言い争うシーンが割と長めの尺で描かれるのももう定番な感じ。
登場するヘビはアサイラムお馴染みのチープなCGで、人間襲う時もグルグル巻きついたり丸呑みでゴア描写は無いですね。麻酔銃で眠らされてしばらく活動しなくなるし。小さい蛇も襲って来たりします。また洞窟では唐突に巨大クモまで登場します。照明弾喰らって燃えながらも追い掛けてくる姿は良かったな。ヘビとばったり出くわして戦い始めるサービスぶり、
学生御一行は皆微妙過ぎるルックスで、結構ギャーギャー喚いたりウザい所多かったかな。ヒロインっぽいグレースも冷静かと思ったらめっちゃ喚くし、元軍人のアリソンも結構パニックに陥るし。足怪我しながらも一番頑張ってたアダムは呆気なく食われて可哀想。密猟者のホアキンは巨大蛇の事隠してたり、相棒殺された復讐に学生達付き合わそうとするなどヤバい所あれど、学生達助けようと最後まで奮闘してて結構いい奴だったのは意外。
強酸性の湖に落として死んだと思ったら、脱皮して復活する展開は意味不明すぎですがそのしぶとさはグッド。でもアッサリ決着つきましたね。
最後皆笑顔だけど学生二人死んだし教授の責任問題ヤバそう。
中盤でヘリ会社の女の人が救援ヘリの要請嵐のせいで断られ続け、漸く一人の男が引き受けるシーン、重要人物っぽい感じで向かった割にその後最後まで登場しないのはずっこけた。
アサイラム製作のアニパニではギリ及第点な作品かな。
