原作未読。
ある殺人事件に関する法廷劇なのかと思ってたら違った！
沼地のシーンが多いから全体的にトーンは暗めやけど自然そのまんまの美しさがいい。
沼地で学校にも行かず育ったわりにカイアの服装がちゃんとしてるし社会で生きていくための常識も何故か知ってるところにやや違和感。
若干の違和感は抱きつつ独りぼっちになったカイアがテイトに出会ってからとかチェイスに出会ってからの流れは
ほんまに真っ直ぐで真っ白な子供みたいで納得やしテイトの行動にうーんとなりつつも分からなくもなく複雑。
チェイスは出てきたときからめっちゃ性格出てて人選なのか役作りなのかが最高。
沼地育ち＝異端者を蔑み爪弾きにする街の人たちの行動ってこの街に限ったことじゃなく世の中きら差別がなくならない根源じゃないかと思うけど
そんな中でも何とかカイヤの希望に沿った形でずっと見守り続けてきた夫婦に心を打たれた。
沼地で育ったカイヤの人生を振り返るかのようなつくりでツッコミどころもあるけど
ひたむきに自然と共に生きることで自然から学び自分自身を守るカイヤの強さが眩しく
ラストもかなり好みで良かったー！！
自然の強さをなめたらダメです。
