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ザリガニの鳴くところのmakoのレビュー・感想・評価

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
4.0
《真相は、初恋の中に沈む-》
◎80点

2019年、2020年アメリカで最も売れた本。
2021年 本屋大賞 翻訳小説部門第1位。
原作未読です。


【STORY】
ノースカロライナ州の湿地帯。
そこで発見されたのは、裕福な家庭で育ち、将来を期待されていた青年の変死体だった。
容疑をかけられたのは、“ザリガニが鳴く”といわれる湿地帯に暮らす少女カイア。
6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、貝、鳥―湿地の自然から生きるすべを学び、ひとり生き抜いてきたカイア。

カイアの境遇があまりにも過酷で可哀想でした。街の人たちからは偏見の目で見られ、言われなき言葉で彼女を蔑む。
優しく接してくれたのは、カイアがとってきたムール貝を買い取ってくれる商店の夫妻。
そして、兄の友達だったテイト。
テイトから読み書きを習い、いつしか恋人に。
そこから歯車が狂い始める。

誰が青年を殺したのか。

少女の過酷な生い立ち、恋。
町の人たちからの偏見、差別、爪弾きにされる。

これらが絡み合い展開していく。

面白かったです。
よくできていると思いました。

ネタバレ厳禁⚠️なので、これは情報を入れずに観てください。

ネタバレはコメント欄に書きます。


原作者:ディーリア・オーエンズ。
アメリカ出身の動物学者、小説家。69歳で初めて執筆したフィクション「ザリガニの鳴くところ」が世界中でベストセラーに。

楽曲「キャロライナ」を手がけたのはテイラー・スウィフト。原作のファンだったテイラーが映画のために書き下ろした新曲。
映画に合ってました✨


鑑賞日は11月29日。30日が誕生日で、この日はバースデイ割で1100円で観れました😁
バースデイ割は、誕生日と前後日、計3日間です。同行者1名まで対象。
で、次の日も映画を観に行く予定でしたが体調が悪く行けませんでした😢
で、12月1日は映画の日ということでバースデイ割の恩恵を受けられたのは1日だけでした。


日本語版字幕: 杉山緑
観客 7人
劇場鑑賞 #132
2022 #145
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