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ザリガニの鳴くところのひでGのレビュー・感想・評価

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
3.4
話はそれますが、皆さん、映画のスコアの基準って、続けているとブレてきませんか?
まあ、点数を付けること自体が無理あることなのでいいんですけど、僕の場合は、段々甘くなっている気がします。

なので、時々、基準にする映画を決め直した方がいいかな、て思います。
ちなみに、Filmarks当初は、「ロイヤルナイト」という映画を基準3.0にしたのですが、今は、基準地が3.3になってきています。(どーでもいい個人内感覚で🙏なさい)

基準値とは、まあまあ及第点。悪くないけど、それほど良くもない映画かな。

んん、ちょうど本作なんかは、基準値映画? いや、基準値よりちょっとだけ高いくらいかな。

つまり、本作は、僕にとっては可もなく不可もなくて作品でした。

原作者ミステリーが有名で、そのファンも多いし、映画自体の評判も悪くなかった気がします。
僕の数少なく映画友達(直接話せる)も
「オススメです!」と推してくれていました。

ただ、僕は、、全てに可もなく不可もなくかな、、

ミステリー、、んん、ちょっと解っちゃったかな、、
ミステリーにしては、どちらの物的証拠も少なくて、観客側に推理させる力が足りないです。

置き去りにされた少女の物語。
これはとても尺を使って描かれていますが、(そっちがメイン)
生活の厳しさというか、あまり見えてこなかった気もします。むしろ、自然に囲まれたログハウスっぼくて、ひとり暮らしの大変さは見えてこなかったな。

恋愛の部分でも、よくあるパターンで、共感は持てましたが、それほど新鮮味はありませんでした。

「湿地の女」と呼ばれて差別、偏見を受けてきたことから、チャンスを掴んでいくと言うヒューマンサクセスとは違うし、

面白くなくはらないんですよ、

語り口も観やすいし、主演のデイジー・エドガー・ジョーンズという殆ど無名の若手女優さんも頑張っていたし、
湿地の撮影も良かったし、、

でも、観る人(僕)を惹きつけるパワーはどの要素でも足りない気がしました。

やっぱり、これからの基準値映画にします!😃
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