このレビューはネタバレを含みます
原作未読。
1960年代のアメリカ、ノースカロライナ州での物語。
このときはアフリカ系アメリカ人の公民権運動がピークとなっていた時期。
ジャンルとしてはミステリーと区分されていたので、姿勢を正して鑑賞していたのだが、なんてことはない。
人は死ぬが、どのように殺したのか、動機が確定されることはなかった。
しかし、物語序盤から中盤にかけて警察や弁護士、被害者ママンがポツリポツリと説明してくれる。息子への母親の嗅覚はリアルだなと感じた。
いい感じにすべての罪はカロライナの湿地帯が隠してくれた~みたいな雰囲気にしてるが単純に運が良かっただけだと思う笑
なので、本作は推理ではなく、自然の美しい風景とテイラースウィフトの曲を楽しむのがメインなんだなと感じた。
余談ですが、ヒロインの子がナチュラルにいい感じの美人で沼地に住む魔女っぽくてよかった。
また裁判シーンで『真実の行方』を思い出してなんか懐かしくなった。