ずっと観たかった作品。
イメージしていたものとは違っていたけどよかったなぁ。
湿地で見つかる死体。
現場には足跡もなければ、だれの指紋も見つからない。
そんな中で容疑者として上がったのは、湿地でひとり静かに暮らす少女だった。
もっと暗くて、どうしようもない胸くそ映画を想像していたのだけれど、実際の本作は湿った空気のなかに美しい湿地の風景もあり、映像の彩りもあった。
カイアはそりゃもう美しくて、湿地の女と周りから疎まれるわりにはその美貌と慎ましさゆえ男性からモテる。。。
どう考えても殺人なんか無理な女性なのに、みんなから向けられる疑惑の目。
湿地で教養もなく育った子への偏見。
人って怖い。