このレビューはネタバレを含みます
なんで誰も幼いカイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)を一緒に連れて行かないのか、迎えに来ないのか。それだけ家族として壊れてたってことなのかな。本が売れてやっとお兄ちゃんが来るけども。
兄の幼馴染テイト(テイラー・ジョン・スミス)との日々は純愛物語で好きだったけど、大学へ行って案の定戻ってこない的なのは迷ったり悩んだりはわかるけど悲しかった。カイアが戻って来たテイトを中々許さないくだり結構好き。それだけ信じて待ってたんだよね。
遊び人チェイス(ハリス・ディキンソン)はもっと嫌で、孤独故にあんな奴に関わるのが切なかった。街の人々を遮断した生活を自ら選んでるように見えても孤独感はあるんだなぁ。
年老いたカイアがママに会えたシーンは泣けた。カイアの死後事件の真相がわかるわけだけど、カイアは「やってない」的なことは言わなかったからですよねと言う感じ。最後までテイトは愛でした。
エンディングの『カロライナ』がいいなぁと思ったらテイラー・スウィフトの曲だった。音楽には疎いけどイメージと違った。ちょっと好きになった。