物騒な作品が好きなので楽しみにしていたのですが、かなり精神を抉られました。
サイコでクレイジーな殺人鬼とのバトルを期待していると全然そんな感じじゃなくて、ひたすらに辛くて悲しい話なのでお気をつけ下さい。
介護する側、される側の辛さに焦点が当てられていて、ちょうど老いゆく親の介護の問題が目の前に重くのしかかってきて思い悩む日々だったので、今の自分のメンタルにはかなりキツくて、映画を観終わった帰り道、自転車に乗りながら涙が止まらなくなってしまいました。
精神的に元気な時に観るのが良いかもしれません。
それにしても柄本明さんが本当に凄い。
前々から柄本明さんは凄い！と思っていましたが、見る度に新鮮に「柄本明さん凄い！」と凄さを更新して来られるので恐れ入りました。
