このレビューはネタバレを含みます
ロストケアを見て
将来、介護をしようと思える人が一体どれくらいいるんだろうか
映画の冒頭にあったように
刑務所に入る為、犯罪を重ねる人はかなり多いと言っていた、大学の授業を思い出した。
生活保護は不正受給がクローズアップされるが、実際には適正であるのに受給できない人たちの方がかなり多い
この映画は過度に感情に訴えず、
現実を突きつけてくる。
一度、社会の穴に落ちてしまったら
そこから抜け出すのはかなり難しいというのは悲しいけれど、現実だ。
自分ができるのは、安全地帯に近づくことだけ
たとえ、非情だと言われても
絶対に介護はしないと思う。