ものすごく難しい題材を扱った映画だと思う。
個人の家庭の話ではなく
十把一絡げの話(原作あり)
家で看る介護の大変さと
「ロストケア」(と思っている)哲学と
主役二人の個人的な話のバランスが微妙。
それ故
私は、あまり物語に寄り添えなかった。
彼の個人的な話にまつわる行為は
理解出来るが
その他の事は
越権だと思った。
冒頭の“言葉”に従ったのだろうが
外に見える(聞こえる)ものだけでは
人の心なんて計り知れない。
医学の発展と長寿
これは
個人レベルでも
国レベルでも
計り知れず
完璧な正解があるとは思えないが、
綾戸智絵さんの場面が
行政と社会の闇を物語っていた。
他人事ではない、、
彼女の父に関する話は、
また、別もののように思った。
ただ、人の命のあり方
消え方
を
考えざるを得ない。
サスペンス劇場のような
鏡の使い方が
少し気になった。
松山くんの髪メイクは白髪に見えなかった。
この映画で
どうか訪問サービスに誤解が生じませんように、、と願う。