このレビューはネタバレを含みます
とにかく凄いものを観た
鑑賞後にここまで情緒がぐちゃぐちゃになる
映画なんて本当に久しぶりな気がする👀
松山ケンイチと長澤まさみの
会話シーンが6割なんだけど
観客が飽きないように
様々な魅せ方を工夫してるのがまずよかった
そしてなにより介護問題について
やり過ぎなくらいの介護の描写を
真っ向から逃げずに描いてて
まさに劇中のセリフにもあった
「見たくないもの」を疑似体験して
痛感させられたような気分😭
まず松山ケンイチが盗聴で
介護してる様子を聞いてる時に
直接的な描写はせず声だけで介護の惨状を
想像させてくるのが逆にエグいし
かなり印象に残ってる😔
ニコチン注射を打たれて
41人分の被害者が死ぬ時の回想なんかも
印象に残ってる
松山ケンイチの回想や
坂井真紀の回想なんかを観てしまうと
殺害された高齢者とその家族は
家族を殺害された怒りも勿論あるだろうけど
一瞬救われたとも思ってしまう気がする
殺した事がいいのか悪いのか
正直永遠に答えは出ないし当事者によるよね👀
追い打ちをかけるように
長澤まさみのお父さんのパートが
部屋の惨状や小さい頃の娘との写真を
大事にしてたのに娘に無視されたまま孤独死した
お父さんとそれを目の当たりにした
長澤まさみの気持ちを考えると
だいぶ涙腺に来てしまった😭😭
それに加えて
松山ケンイチと柄本明のパートが
想像を絶するエグさで
演技なんだけど実際にあった出来事を
断片的に観てるかのようで
胸にぽっかり穴が空いたような気持ちと
苦しい気持ちが重なってだいぶ感情が
ぐちゃぐちゃになってしまった💧
最後は最後はベタすぎるけど
この歳になってこんな泣くことある?
ってぐらい号泣して涙止まらなくなった😢
あの時の松山ケンイチが一体どんな気持ちなのかもはや想像できない
20代後半でこの先を見据えると色々考えさせられるし刺さりまくった😢
とりあえず帰れる時は親に会いに行こう👌🏻