ゆきすぎたストレートネックにより首肩腕が激痛で足を引き摺っている日であった。
これを劇場でどうしても見なければ後悔する、それにしても上映回数が少なすぎて日を選べず、なぜこんな体が痛い日に映画を観に来なければいけないのだ、と心でぼやきながら向かう。
ロビーで若くもないカップルが激しめにいちゃいちゃしており、わたしの恋する惑星を汚してくれるなと怒り心頭ではあったが、映画が始まると途端にロマンチック総天然色、あの頃の香港(知らんけど)に連れて行かれた。
年に1度はDVDで見ている作品ではあるけれど、スクリーンで見たのは初めてだったのでとても感動した。
トニーレオン、白ブリーフを履いてあんなにセクシーな男は他にいない。
フェイウォンの可愛げ。たまらん。
映画が終わったら土砂降りだった。
体は痛むしレインコートは着てなかったけども心は軽く、それもまた良し、と思った。
