ウォン・カーウァイ監督作品は初視聴。
話の内容は暴力的で普通に怖かったりするんだけど、なぜかそうは思わせない素敵な映像に仕上がっています。そうだよね、恋する女の子だから好きな男の人の部屋に合鍵で侵入して、勝手に模様替えくらいしちゃうよね!
ストーリーだけ見ればもっと破滅的な結末にでもできるだろうに、淡い感情の触れ合いとすれ違いで終わってる辺りが監督の作風なんでしょう。
「夢中人」(クランベリーズの「Dreams」の広東語カバー)ってこの映画の挿入歌だったのですね。デニス・ブラウンの「Things in Life」やママス&パパスの「California Dreamin'」など、音楽の使い方も良かったです。