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恋する惑星 4Kレストア版のhirobeyのネタバレレビュー・内容・結末

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウォン・カーウァイ監督作品。
「花様年華」に続く2作目の鑑賞。

香港のファーストフード店で行き交う警察官223号と663号の2つの恋のオムニバス。

223号は金城武演じるモウ。エイプリールフールに彼女に振られた彼は、行きずりの訳あり女性と一晩を過ごす。女性は、サングラス、金髪カツラ、レインコートの出立ちで、一晩中熟睡していて、モウとろくに話もしていない。ポケベルからの伝言メッセージがちょっといい感じ。

663号は、若きトニー・レオン。彼もCAの彼女に振られたばかりで、それを受け入れられていない状況は、前半のモウと同じ。こちらは、一方的に恋心を抱く女性店員のフェイが、とても可愛らしい。終始パパス&ママスの"恋のカリフォルニア"が流れてる。とにかく、内緒で甲斐甲斐しく彼の部屋の掃除をする。彼からデートに誘われて大喜びするところまではアリなんだけど、結局デートはしないまま去ってしまう。そして…。
彼女の健気さと、恋に発展しそうでしていない歯痒さがある。

映像のこだわりはウォン監督らしい。

次は「天使の涙」かな。
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