こっふん

恋する惑星 4Kレストア版のこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2024年 69本目

・オープニングかっこいい。
・映像の雰囲気めちゃくちゃ好き。ちょっとやかましいと思うところもあるけど、音楽もセンスいい。
・1話目はモウの未練タラタラで情けない感じがめっちゃ好き。寂しさを埋めるために片っ端から知り合いに電話をかけたり、未練を断ち切るためにメイの好きだったパイン缶爆食いしたり、涙を枯らすために爆走したり。気持ちの整理の付け方が不器用すぎる。金髪女のハイヒールを綺麗にしてあげて、そっと部屋を出ていくようないい男の面もあっていいキャラだと思う。ホテルでムシャムシャジャンクフード食べるのなんかいい。
・金髪女は描き方がミステリアスすぎて自分には今ひとつハマらなかった。彼女に何が起こってるのかあまり理解できなかった。
・パイン缶を通して、どんな物にも、愛にも期限があるって表現するのめっちゃ洒落てる。
・モウが普通に日本語喋るから結構びっくりした。この俳優は日本国籍らしい。
・1話から2話への繋ぎもめっちゃいい。
・2話目はフェイがずっと素直になれない感じがめちゃくちゃ可愛らしい。
・633の異常な鈍感さ。勝手に模様替えされたり、金魚増やされても気づかない。
・フェイが置いて行ったCDを、633が別れた恋人が好きだった曲として流し、フェイが拗ねるところめっちゃ可愛い。
・ラストが急展開すぎてちょっと付いていけなかった。
・全編通して、それぞれの心の声を聞きながら話が進んでいくのは良かった。
・表現がめっちゃ洒落てる。特に画鋲で怪我した、彼女がいなくなった部屋が泣くみたいな表現好き。
・2話構成で、オムニバス好きな自分としてはそれだけで高得点。
・登場人物も少なく、あまりまともな役名が付けられてないのもいい。
・自分の理解力では2話ともあまり内容を理解し切れなかった。あらすじを調べてやっと分かった。内容を理解した上でまた観たいと思う。なんか自分のめちゃくちゃ好きな作品になる気がする。
こっふん

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