このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞 とてもよかった
返還前の香港での、二組の男女の恋模様を描いた作品。
おしゃれな画面とカメラワークに思わず見惚れてしまい、四半世紀前の作品だと言うことが信じられない。
また一線を超えないが故にグッとくる描写がたくさんある。
個人的には「〇〇時間後、〇〇に恋をする」のくだりが1番好き。
フェイ・ウォンの単発は勝手にしやがれのジーン・セバーグをモデルにしているらしく、キャラクターも相まってこれはこれでまた新たなアイコンが確立されたと言える。
ファッションも目を引くものが多く、金城武の着崩しや、フェイ・ウォンの攻めた柄使いなど感心させられた。
ただトニー・レオンが部屋で白ブリーフなのは何度見ても笑ってしまう。当時はこれがスタイリッシュだったんだろうか。
また、数少ない上手くいった邦題だと思う。
惑星は恒星の周りをぐるぐるまわり、違う惑星とすれ違うことはあってもなかなか同じ軌道に乗ることはできないとかそんなような意味なんでしょうか?有識者教えてください。