「この時彼女との距離は0.1mm。
57時間後、俺は彼女に恋をした。」
良い音楽と良い映像とカッコいい台詞がマッチすることで生まれる「なんか凄い事が起こってる感」みたいなのがずっとあって、その何かが凄く感覚に訴え掛けてくる。説明できないフワフワしたものに圧倒されて、振り回される100分間。「何を見てるんだろう」と思いながらも「でもなんか凄く良いだよなぁ」みたいなまま終わる。頭で見てはいけない作品。頭より先に心が言葉にならない何かを感じ取ってソワソワする。
とまあ、見ておわかりの通り全然言語化出来ない。というか、こんなの言語化しようとするだけ野暮。見なきゃ分からないし、見れば全部わかる。そういう凄い作品。
