ぷろっぽくない撮り方とちょっとださめな音楽、郊外にあるコンビニと充実していないさびれたビデオショップ、開店から閉店まで店の前にいる売人 (すっかりサイレント・ボブの虜になる。陰影強めの中でのダンスはかっこいい、いいこともいう。)時代もあるけど、なんだか全て垢抜けなくて、情けなくて、こういうアメリカの映画はけっこう好きだな。
パーマネント・バケーションはやっぱりおしゃれだね。でもラストのシーンで、照れながらステップ踏みながら出ていくランダルの姿は、私の中では匹敵するぐらいおしゃれで、甘酸っぱくて、印象にのこる。