がんびーの

クラークスのがんびーののレビュー・感想・評価

クラークス(1994年製作の映画)
3.6
コンビニでバイトしてる大学生にぜひ見てもらいたい作品。

コンビニ店員のダンテ。休日の早朝から店長の電話で叩き起こされ、早朝シフトを命じられる。店では立腹した客に煙草を投げつけられ、最愛のガールフレンド・ベロニカの過去の性体験を聞かされ、さらには高校時代の元カノの婚約を知らされて…。

アメリカと日本の店員の対応の違い、客への態度の違いがものすごくよくわかる(映画だからフィクションっぽいところもあるだろうけど)。日本には日本の良さがあるし、アメリカにはアメリカの良さがあるし、でそれぞれいろんな特徴があって面白いなと思う。ただ、同じ大学生の身としては、日本のコンビニの店員も、もうちょっとラフに軽く対応してもいんじゃないかなと思う。作中で「イライラする客だっているだろ? 吐き出したほうが楽だぜ??」ってセリフがあるが、まさにその通り。店員だって一人の人間なんだからね。

こういうオフビートな映画は基本好きです。

当時24歳の監督、ケヴィン・スミスが仲間と共に製作。自身のアルバイト体験をもとにしたストーリーは小気味良く、テンポの速さやせりふのセンスで楽しませてくれる。
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