あ

スマホを落としただけなのにのあのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

日本版鑑賞済。
そちらが微妙だなあと思ったから、今作はコリアンマジックで面白い事になると期待して見たのだけど、結果別の意味で微妙な仕上がりになってた🙄

言いたい事は色々あるけど、結論だけで言うとつまらなかった。
連続殺人鬼がターゲットにするのがスマホを落とした人なんて、誰も思いつかない奇抜なアイデアだけでも面白くなりそうなのに、更に楽しませようと欲張って付けた?余計な設定が目に余ってしまって。
スマホを落としたら、拾った人が中の人に興味を持ってストーカーに〜と見せ掛けて、実は連続殺人鬼でした!という展開の日本版を皆が見ている事を踏まえて作られたのだろう韓国版は、最初から犯人の顔も犯行も丸出しで、スパイアプリを使ってスマホで情報を収集して、被害者色に自分を染めてからアプローチしにいくのは面白いと思ったものの、それだけだった。
行方不明になってる自分の息子を犯人と思い込んで捜査する刑事、罪を着せる為に息子の名義を騙ってる犯人、そして刑事と犯人に振り回されてる被害者と、それぞれの視点から見せる構図になってるから、全てを見聞きしてる観客からすると、三者が三つ巴の相関関係になってるように見えてしまうのだけど、犯人は刑事の息子ではないから、顔を見られたら息子でない事がバレてしまう父親である刑事に対しても、殺してしまう被害者に対しても、息子を装う意味が分からなかったりと、犯人の言動が破綻しまくっていてモヤモヤ。
最後は、主人公の機転は良かったけど、実力行使で沈めてしまうのは、どうかなあと。。。
あ