このレビューはネタバレを含みます
Primeビデオ/字幕
子ども向けアニメーションで、ここまで"死"と向き合うとは。マイナスポイントが見当たらない良作でした。
『シュレック』シリーズはビデオで何回か見た記憶があるくらいだけど、予習・復習ナシで問題ナシ。色んなおとぎ話の要素が小ネタ的に登場するの、そういやそんな世界観だったな〜と思い出した。今作からの新キャラクターも魅力的。「3匹の熊」なんかあっちが主役で一本作れるくらい。何より、デスが大人目線でも怖すぎる。トラウマになる子いるんじゃない?
映像面、「いつものドリームワークス」かと思っていたらアクションシーンでは低フレームレートになるという驚き。「絵が動く」というアニメーションの根源的な喜びを思い出させてくれる。今作も『スパイダーバース』の影響なのかな。
いつか必ず訪れる"死"への恐怖とその運命を受け入れ、大切な人たちと今を生きる。それが強さ。