takashi

マルセル 靴をはいた小さな貝のtakashiのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

観ていて不思議な感覚になる映画でした
自分は好きです

似たような境遇にある貝と人間の共同生活を人間ディーンのカメラを通してドキュメンタリー風に描きます
なんで不思議な感覚になるのかを考えたとき、カメラを通すというフィルタが貝であるマルセル達のもつ独自の世界観や感性を遠ざけているからかなとちょっと思いました(さらにメタくみると二重のフィルタ)
もどかしいといいますか

マルセルが離れ離れになった家族を探すために高いところから探せばいいと提案しますが、実際にディーンと探しにいくシーンの感覚は幼い頃最寄りの駅に行くのさえちょっとした冒険だったことを思い出させてくれて懐かしい気持ちになりました
takashi

takashi