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マルセル 靴をはいた小さな貝のmakoのレビュー・感想・評価

4.0
《貝だって人生は、ままならない》
◎80点

監督: ディーン・フライシャー・キャンプ。
日本語字幕: 小山朋子。

第50回 アニー賞3部門受賞🏅
第95回 アカデミー賞長編アニメ映画賞 ノミネート。

2010年から2014年にかけてYouTubeで短編作品が公開され、その累計再生は5000万回を記録。
その評判から長編映画が制作されると、制作・配給会社A24が北米配給権を獲得。

本作は、実写とストップモーションアニメを組み合わせ、監督自身が本人役で出演。フィクションでありながらもドキュメンタリーのように見せかけたモキュメンタリー手法で、たった2.5cmの靴を履いた小さな貝マルセルの姿を描いている。


広い家の中。
マルセルはお喋りで好奇心あふれる貝。祖母のコニーと一軒家で二人暮らし。ある日家に越してきた映像作家のディーンと出会い、初めて人間の世界を知ることに。

小さなマルセルが可愛い💓
人間サイズの広い家の中を小さなマルセルと祖母は工夫しながら生活している。
家の中を移動する時はテニスボールの中に入って移動したりとか。
人間の道具(ミキサーとか)を上手く使って生活してるのが観ていて楽しかった♪

マルセルと祖母はなぜこの家にいるのか?
マルセル達の他に同じような仲間はいるのか?

が、明らかに。
そして他にも家族がいる事を知ったディーンは、マルセルの生活を動画にアップし、家族の情報を得ようとするが…。
動画がバズってからの騒動や家族と再会出来るのか、が描かれていました。

楽しかったり、悲しかったり、嬉しかったり、と楽しめました♪
お子さんと一緒に観るのも楽しいと思います♪
お勧めします😊

本作、リクエストして叶いました😊
1週間限定上映でした。

※追記
人間の家で暮らすマルセル達。
『借りぐらしのアリエッティ』みたいな感じでした。



観客 1階席 1人?、2階席 1人
劇場鑑賞数 #105
2023鑑賞数 #116
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