マルタの欲ばりなだけじゃない恋物語三部作、完結。
どれが1番好きだった？って聞かれたら…残念ながら1作目のあのときめきは超えられないのだけど、完結編まで観て、やっぱり大好きだった。
マルタの欲張りでわがままで奔放で天真爛漫なところも、弱いくせに強がって頑張って生きている姿も、全部可愛くてたまらなかった。イライラすることも多かったけど！
3作目は1番死が近かったり、マルタの過去にも触れていたりして1、2作目とは違うシリアスさがあったのだけど、それでも軸はやっぱりマルタとガブリエレの恋模様で、何より2人がずっと幸せそうだったのがよかったなあ。
フェデリカとヤコポは相変わらずといえば相変わらずで、世話を焼く相手が必要な2人はほんと、それはそれは可愛い(笑)
3人の友情は何があっても変わらないだろうし、それが信じられる3本だった。
わがままを言えばおばあちゃんや家族の話はもっと深く掘り下げて欲しかったし、わざとらしいほどあからさまな死の予感と回避はちょっとクサすぎてあんまり身が入らなかったなあとも思うけど、それ言っちゃうとこの作品の軽やかさとポップさが失われてしまうのよね。
最後のマルタのウィンクが全て。超可愛い。
