サルタタタン

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)のサルタタタンのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ふらっと映画館行ったらちょうどいい時間にやってたからシティハンターのことを何も知らずに観てみた。けっこう面白かった。話は初見でもなんとなく理解できた。ルパンとかはちょっと意味わかんなかったですけど。敵の男二人のコンビが可愛かったが初見の私でも流石に「声優からしてこれは映画オリジナルキャラでたぶん今作のうちに死ぬだろう」と予想がついたのであまり好きになりたくなかったが好きになってしまった。特に待てができないバカなほうがめちゃくちゃ可愛かった。あの薬を「一本くらいいいだろ」とか言って使おうとするところまじでとんでもないアホでわらけた、いいわけないだろ。アホすぎて好き(でも薬物依存的な側面もあったのかな?)。好きになったところで死んだし全然未来ないんですけどね。
前の映画のときにセクハラ描写が見るに耐えないみたいな意見が流れてくるのを見かけたが、それは確かにそうで、セクハラパートはかなり多いと思いますしやってることもまじで洒落にならない感じでした(脱衣所にある脱いだブラジャーに触るとか強引に下着屋さんに連れて行って服の上からブラジャー当てるとか)。私の場合は前作の評判のときに漏れ聞こえてきてて、ある程度想定の上で観たのでそんなにでしたけど、それでも令和の時代に世に出すならもう少しマイルドにしたほうがいいのでは?!と思っちゃいました。作中でセクハラ行為に対してある程度の制裁を受けているにしても、セクハラ描写=ギャグという提示の仕方自体が今の価値観では批判されると思いますので…。
あと堀内賢雄さんが出ててテンション上がりました。堀内賢雄さん一生喋っててほしいんですけどめっちゃ出番少なかったなあ。しかもめっちゃ卑劣な役だったなあ。色々背景はありそうだったけども。てか最後に花を手向けに来てるの「え?!どういう神経?!」って思ってビビりました。 

あと、映像についてはそんなにだったかもなあ。

音楽はよかったです。TM NETWORK、サイコ〜♪