怖い。夫婦怖い。。
はたから見たら円満夫婦、そんな夫婦も不満たらたらの奥様目線で見てみたら明日殺すリストのNo. 1は他でもない最愛？の夫、死ね、ではなく死んでくれ、な存在なのだとか。
夫婦双方の悩みや不満、怒りなんてお互い様じゃん、と思いつつ、パートナーとの力関係がこの映画を見てる最中の心境に影響すると思う。
独善的というか自分本位にパートナーとの関係を構築しすぎてはいないか、相手の気持ちにどこまで想像力を馳せることが、寄り添うことができてるのか？などなど、隣で笑いながら観ているパートナーの本音を慮るあまり、優しくもなれた気がする。
息子の結婚と前後して、離婚届を書棚に隠し持つ心情を慮って奔走する『恋妻家宮本』とは違ったアプローチだったけど、ラストのハッピーエンド感で、結婚も悪くないなぁと思えたりもした。
笑えるし、ポイントで泣かせにも来てくれるリラックスして観ていられる良い映画だった。
そして物言わぬチャーリーが話が進むにつれてどんどんと可愛い。
