ドワネルの冒険シリーズ最終回。
今までの回想シーンが多いんだけど、それが今まで映画で私たちも観てきたシーンで、一緒に同じ思い出を共有できているようでなんだか嬉しくなった🥰
こんな映画体験はかつて…
サビーヌがかわいい。
どのシーンもセットが最高、色づかいが最高。
サビーヌと兄がみてた映画、同じトリュフォー監督作の「私のように美しい娘」だった!気づけたことが嬉しい!
あと、ジャック・リヴェット…
ドワネルを『大人は判ってくれない』から追い続けている人にはたまらんオーラス感満載で、まるでそれは設定としては崩壊しているはずなのにみんな高評価してしまう『スパイダーマン ノーウェイホーム』のよう。
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トリュフォーの「アントワーヌ・ドワネルの冒険」の第五作にして20年がかりの最終作。アントワーヌ(ジャン=ピエール・レオ)と3人の女たち、初恋のコレット(マリー=フランス・ピジェ)との再会、妻クリステ…
>>続きを読むコレットの美貌に、目を撃ち抜かるゝおはなし。
何んだか、「アントワヌ・ドワネル」シリイズのお浚ひといふ印象を受くる。とはいへ、此の一つ前の回に観た『家庭』しか存ぜぬ私しでも、楽しく観賞でくる内容…
どれだけ多くの色恋沙汰を経験しようが、難航する船に乗り続けようが、最後には筋を、己の義を通す。魅力的で皆に愛される、そんなキャラクターだったドワネルがもう見れないと思うと、寂寥感に襲われますね。。
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