特集上映「フランソワ・トリュフォーの冒険」にて。
アントワーヌ・ドワネルの冒険最終章。
最後の総決算に相応しく、今までの作品(や他の作品まで使用してる!)が回想シーンとしてフラッシュバックで使用される。現在でこそありがちだが、当時は画期的な手法だったろうし、長年歳を取るごとに一人の俳優を撮り続けたシリーズの例もなかっただろう。
日本で言えば寅さんはドワネルシリーズを参考にしていたりしたのだろうか? いや『北の国から』のほうがしっくりくるかな?
女性はどんどん大人になり、男性はいつだって子どものまま。
せつないが、わかる…。
サビーヌがいてくれてよかったが。この先また同じことを繰り返すんじゃなかろうか。
だとしても映画はここで終わっていてよかった。アントワーヌには幸せになってほしい(自分も重ねて願っておく🙏)
タイトルとラストの歌も印象的でいいんだよね。