ドワネルがしょうもないのだけど愛らしかった。訳のわからない理屈も含めて。ブックカバーのくだりも笑ってしまう。ドワネルは客観的に見ると、「よくわからない変わった奴」なのかもしれないけど、歴代の恋人たちから発せられる彼の描写が彼の魅力を表しているように感じた。
コメディとして捉えていたのだけど、不思議と深くいろいろ考えてしまった。人の魅力ってなんだろう？とか。「とにかく女性が好き」という動機で行動できるのも、なんか素晴らしいことだなと。自分の気持ちに正直に生きるのがよいのだと、最近映画を観るたびに感じている。
