アントワーヌの足フェチは少年時代の母親の記憶由来だったんだな🦵🦵
冒頭とラストが最も重要。
テーマは“めまい”
我を忘れてお互いを求め合うセックスシーンと大人は判ってくれないのあのシーンとがシンクロする。まさにめまい。目が回る。
目眩とはここではないどこかに行ってしまうということ。そしてそれはまさに家庭なるものとは真逆に位置するものである。
家庭にとどまり日常を反復するものと家庭を去り目眩に興じるもの。
間違いなくアントワーヌの人生はめまいであり、そういう意味での“逃げ去る恋”。
5部作完結編としては納得の終わり方。