コレットの美貌に、目を撃ち抜かるゝおはなし。
何んだか、「アントワヌ・ドワネル」シリイズのお浚ひといふ印象を受くる。とはいへ、此の一つ前の回に観た『家庭』しか存ぜぬ私しでも、楽しく観賞でくる内容…
どれだけ多くの色恋沙汰を経験しようが、難航する船に乗り続けようが、最後には筋を、己の義を通す。魅力的で皆に愛される、そんなキャラクターだったドワネルがもう見れないと思うと、寂寥感に襲われますね。。
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『大人は判ってくれない』『アントワーヌとコレット/二十歳の恋』『夜霧の恋人たち』『家庭』と続いた“アントワーヌ・ドワネル”シリーズの最終作。1978年製作。脚本フランソワ・トリュフォー、マリー=フラ…
>>続きを読むドワネルシリーズは何回もDVDで繰り返し観ていたけど、『逃げ去る恋』は一回観たきりだった。これ以降のドワネルは観れなくなってしまうのか…と寂しくなるし、『夜霧〜』オタとしてはアントワーヌ×クリスチー…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
最終作にしては、最終作後のリターンズ感が強かった、総集編過ぎた。それでも「終わらないでくれ」と何度も思ったよ。サビーヌのスヌーピーTシャツに現代を感じる、現代に或るアントワーヌ。最終作にしてこんなに…
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