けん

リバー、流れないでよのけんのレビュー・感想・評価

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)
3.3
監督 山口淳太
脚本 上田誠(ヨーロッパ企画)

ヨーロッパ企画お得意のタイムリープ(タイムループ?)作品。

京都の貴船が舞台なんだ。行ったことがある人なら、なんとなくそんなこともあるかもしれない、と思わせるような、霊験あらたかな空気が漂う、なんか気持ちがキレイになったような気がする場所なんだよね。

タイムがループするんで、2分1カットの手持ちカメラの映像の連続。1カットなんで、下北沢あたりの舞台を観てるような臨場感を感じてくるんだ。

どんなオチが待っているんだろう?と途中からワクワクさせてくれるんだけど、僕はまあ悪くないオチだと思ったよ。

90分を切る尺に収めたのは、この作品においてはベストな選択だったと思うんだ。アイデアと構成力が◎。
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