監督 山口淳太
脚本 上田誠(ヨーロッパ企画)
ヨーロッパ企画お得意のタイムリープ(タイムループ?)作品。
京都の貴船が舞台なんだ。行ったことがある人なら、なんとなくそんなこともあるかもしれない、と思わせるような、霊験あらたかな空気が漂う、なんか気持ちがキレイになったような気がする場所なんだよね。
タイムがループするんで、2分1カットの手持ちカメラの映像の連続。1カットなんで、下北沢あたりの舞台を観てるような臨場感を感じてくるんだ。
どんなオチが待っているんだろう?と途中からワクワクさせてくれるんだけど、僕はまあ悪くないオチだと思ったよ。
90分を切る尺に収めたのは、この作品においてはベストな選択だったと思うんだ。アイデアと構成力が◎。