穏やかな時間流れる冬の貴船で巻き起こる慌しいループ。その間隔わずか2分w老舗旅館の従業員も客もあっという間に初期位置に戻る中、さっきより少しだけ、思考&試行を重ね同じだけど同じじゃない2分を繰り返す…
時間に翻弄される人間の、司れないが故の尊さに笑って泣いた！
毎ターン2分でリセット。そんなに動けない制約を受けながらも既視感と未視感を巧く絡め展開するので飽きないし、旅館の間取りや人物らの動線が徐々に把握できるのも楽しい！
まあ順応早いし序盤は緩過ぎな印象もあったけど、同じ2分を共有する妙な連帯感にこちらまで巻き込まれる感覚が心地良かったw
また2分。やけど〝ドロステ〟とはだいぶ趣向が違ったからまた新鮮やったしカフェから料理旅館って事でスケール感や貴船の画的な映えも増し増しw
まあ伏線回収や、こうなってたか〜な気持ち良さはループの構造上、前作の方が上やけど映画としてより洗練されてたし、終盤は変な感動まで押し寄せてきたw
主演の藤谷理子さんのフワフワはんなり？した魅力も貴船の雰囲気にピッタリやし緊張感のなさがまた可愛いw
そして同じく旅館の仲居さんを演じる早織さんのドタバタ具合も『辻占恋慕』からギャップあり過ぎて最高でした！てかヨーロッパ企画関連の作品は楽しく癒されて京都への好きも深めてくれるね〜
