今年ワースト級に観てられなかった。
いわゆる劇団ノリの強い脚本と演技がマジでキツい…と思って調べてみたら、本当に実際そのまんまだったみたいです。
「とある温泉旅館の周辺全員が2分をひたすら何十回もループする」という物語は一見キャッチー。
だが、異常に段取りが良いアンサンブル演技、心と体が完全一致してる奥行きゼロのキャラクターたち、タイムループも血まみれも秒で受け入れる不気味な理解力。。。
もう2回目くらいのループでどうでも良くなった。
正直言って、作り手は人間とか感情描写に全く興味がないように感じる。
舞台での本や演技は舞台向きにチューニングされてるものだと思うんだけど、何もフィルターかけずにそのまま映画作ってるってことはその辺に対して無自覚なのかと勘繰る。
観てる間ずっと「早くリバー流れろよ」って思ってたよ。
