ちょげみ

ミッション:インポッシブルのちょげみのレビュー・感想・評価

3.6
あらすじ
CIAの特殊作戦部であるIMFに所属するジムは移動中の機内でCIAのキトリッジから指令を受ける。
その内容とは、プラハの米国大使館員であるゴリツィンがCIAの機密情報を盗みそれを売り捌こうとしているから、ジムがチームを率いて彼を尾行し、証拠を押さえ、一味もろとも一網打尽にしろ、というものだ。
ジムはトムクルーズ演じるイーサンを含む複数人のチームで任務にあたるが、イーサン以外は敵の襲撃にあいチームは壊滅してしまう。
イーサンはすぐさまチームが壊滅したことをキトリッジに報告をして彼と近くのレストランで合流するが、実は今回の任務の真の目的は組織内の裏切り者を炙り出すものであった、ということを告げられる。
そして唯一生き残ったイーサンは裏切り者の汚名を着せられてしまう。
機転を見せ、そこから命からがら逃げ出したイーサンは真の裏切り者を見つけようと画策する。。。


「なおこのテープは自動的に消滅する。」

スパイ映画の金字塔にして今もなお続編が作り続けられているミッションインポッシブル、新作が公開されるということもあり今更ながら第一作目を視聴したのだが、、、なかなか面白い。

自分が知っているスパイ映画の定番パターンみたいなものがミッションインポッシブルの中に数多く見受けられた。


視聴者の頭の中に疑問を呼び起こし、答えの提示を遅らせることによって関心を惹きつけるミステリー要素と、次にどうなる?というサスペンス要素、今作はこの二つがいい塩梅にブレンドされていて、かつ質も高いから、良質な映画を見た気分になる。

序盤の事件で数多くの謎を残し、何者かに騙されたイーサン、という事だけが明白になった中、第二幕の仲間集め、アクションに移行することで誰が味方か?誰が敵か?と疑心暗鬼になるように仕向けている。
一方的に敵の懐に侵入して情報を盗み取るスパイという役割(性質)が序盤に終了し、イーサンの仲間にもスパイがいるかもしれない、という双方向的にスパイ要素を加えることで一種のカオス状態になっていく。

受け手に推理させながらもアクションでハートを掴んでいく。トムクルーズも魅力的だし、音楽も言わずもがな、、続編も見たくなるような映画でした。

あと有名なワイヤーの宙吊りシーンは👍👍
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