シネぼく

ハンクの肉球大決戦のシネぼくのレビュー・感想・評価

ハンクの肉球大決戦(2022年製作の映画)
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邦題が『ハンク 怒りの肉球』になっていないので、日本の配給会社がいかに落ちぶれたかが分かる

『ドラゴン怒りの鉄拳』をベースにしているようでしていない むず痒さ
そこになぜか『用心棒』と『荒野の用心棒』の要素が入りごちゃごちゃしている

そして数多くの映画のパロディ
『酔拳』『ロッキー』『ベスト・キッド』『ウエスト・サイド物語』とジャンルに一貫性がなく違和感がすごい
作り手がオタクではないのが伝わってくる
にわか が作るタランティーノっぽい映画のキショさとまったく同じだ

香港映画が元になっているはずなのに、日本文化が多く見られ、知識が全くない人が『キル・ビル』を観て全てを知った気になって作っているのが分かる
おそらくソニー千葉もブルース・リーもろくに観ていない


香港映画のパロディ0点
CGの質は歯くそ程度
脚本はウンチの絞りカス
よって見どころ無し

と言いたいところだが

マイケル・セラ
リッキー・ジャーヴェイス
メル・ブルックス
ジョージ・タケイ
ジャイモン・フンスー
ミシェル・ヨー
サミュエル・L・ジャクソン

と声優が豪華すぎる
観る価値はこれだけ

そもそも『カンフー・パンダ』があるから
こんなどうでもいいウンカス映画なんか観なくたっていい

あと『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜』これも素晴らしい
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