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アメリカが最も恐れた男 "プーチン"のmusemuseのレビュー・感想・評価

2.5
主題からも分かる通り、映画のメッセージとしてプーチンを『恐怖の存在』と断定する作りになっているので、よくも悪くもアメリカ側一方からの見方を理解できる映画であり、プロパガンダとしては成功していると思います。はじめにこの映画を見ていたら違ったかもしれませんが、最近見たオリバーストーン・オン・プーチンの内容がかなり濃く詳細であったため、こちらはよくあるテレビ番組のように感じて、少し物足りなかったです。両方の映画を見ると、情報の切り取り方と見せ方でこんなにも受け手の印象が異なるのかと驚く。同じ人間でもさまざまな側面があり、使う写真、切り抜く映像によって、見る人の先入観を操作できる。いづれにせよわかったことは、生きながらに複数の映画でとりあげられるほど、プーチンは多方面から『大物』であり『脅威』として捉えられているということでした。
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